<2年課程>保育科1年 6月18日(水)ガイダンスアワー報告

保育科1年〈2年課程〉においては、「見通しをもって主体的な学生生活を送る心構えを持ち、環境を整えるための時間」として、おおよそ月2回、ガイダンスアワーを設けています。

今回は「第1回MIYAGAKUこどもフォーラム〈第2部〉“場”の持つ力を引き出す」注1)の記録映像を視聴し、子どもや子育て家庭、そして大人が地域と繋がることについて考える時間をもちました。

第2部のシンポジウムでは、NPO法人みやざき子ども文化センター理事兼事務局長の片野坂千恵氏と、三股町社会福祉協議会コミュニティデザインラボ所長の松﨑亮氏に事例発表をしていただき、参加者同士の対話や質疑応答の後、学生へのメッセージもいただきました。

学生たちは、これまでに知らなかった、地域での様々な活動について知って、子どもや子育て家庭に何が必要なのかを感じ、今後の自分の地域との関わり方について、多くを学んだようです。

 

 

4名の学生の感想を紹介します。

 地域と子どもとのつながり方についての活動を視聴し、地域全体で子どもを支える取り組みの大切さを感じました。「みんなのおうちプロジェクト」や「里親制度」では、家庭だけでなく地域が子どもの成長に深く関わっていることがわかりました。また、「夜立よる学校」や「ふれあい会」など、多様な人と子どもが関わる場があることで、安心できる環境や学びの場が広がっていることに気づきました。これから保育者を目指すうえで、地域と連携しながら子どもの育ちを支える姿勢が大切だと改めて実感しました。(妻高校出身:金子桃花)

 夜立よる学校や昼立ひる学校に興味を持ちました。このような交流をすることで、今まで出会わなかった人が出会ったり、相談に来なかった人が来るようになったりするなど、たくさんのメリットがあることを知りました。世代をこえて交流できることは大切だと思いました。(日向高校出身:吉田葵)

 この動画を通して、地域と子どものつながりの大切さを改めて実感しました。昔に比べて地域社会との関わりが薄れてきている中で、子どもたちが地域の大人や子どもたち、高齢者と関わることによって、安心感や信頼感を育むことができるという点がとても印象に残りました。地域を歩いてみることで、身体を動かすこともできるし、交流も増えるなと思いました。(宮崎農業高校出身:川添美希)

 自分自身が沢山の情報を知らないと、つなげていけないということが分かり、膨大な情報から価値を見い出し、問いを生み出すことが大切だということも分かりました。また、何かを作ることで、学びの場がどんどん開き、町や社会に生み出されることが分かりました。子どもたちの状況を知り、地域で子どもたちを見守る必要である講座を実施していることも知ることができました。(宮崎学園高校出身:萬里三月)

 

 

 

 

注1)「こどもと地域がつながる場づくり~これからの一歩へ、キックオフ!」と題し、本学にて2024年2月25日に開催したものです。(https://www.mgjc.ac.jp/news/archives/19646/)

 

(報告者:小澤真美子)