保育科講演会(門田理世先生のご講演)
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西南学院大学・大学院教授で、全国保育士養成協議会の理事でもいらっしゃる門田理世先生をお招きし、保育科の学生に向け、ご講演をいただきました。
テーマを「世界の保育と日本の保育」とし、様々な国の保育施設の写真やエピソードをもとに、その保育観や平和教育などについて、学生と意見を交えながらお話をいただきました。学生にとって、保育について改めて考えたり、多様な価値観から視野を広げたりできる、大変貴重な学びの時間となりました。
以下、4名の学生の感想を紹介します。
「今まで日本の保育にしか目を向けなかったけど、世界の保育に目を向け、視野を広げてみると見方が変わるなと思いました。様々な世界の保育を知るって面白いなと思いました。」(2年 U.S)
「外国の保育の写真を見比べてみてそれぞれ特徴があり、その国に合ったものがあり見ていて楽しかったです。国を考えるだけではなく理由も考えることで隅々まで写真を見ることが出来ました。また、平和について改めて考えてみて、他の人の意見を聞いてみると自分の中になかった考えが出てきていい学びになりました。今日学んだことを実習に活かすことができるように頭に入れておきたいです。」(2年 S.N)
「国によって保育が違うという考えを持っていましたが、先生や地域、子供たちの興味など保育の内容が違うのはそれぞれ関わる人やもの、環境によって変わることを知りました。私は、子どもたちに思いやりや人の気持ちに気付こうとすることの大切さや、知ろうとする力を育みたいと思いました。」(1年 K.U)
「今回の講話を通して、保育には『正解』がなく、それぞれの国や地域、子どもに合った方法があるということを学びました。日本の良さを大事にしながら、海外の良いところも積極的に取り入れていくことが、これからの保育には必要だと思います。そして、どの国の保育にも共通していたのは、『子どもを大切に思う気持ち』でした。その温かさに触れて、保育って本当に素敵な仕事だなと改めて感じました。」(1年 K.A)