「わが青春はここにあり!」

令和7年10月10日、清武文化会館にて宮崎学園短期大学創立60周年記念式典が開催されました。宮崎県知事河野俊嗣様、宮崎市長清山知憲様をはじめてして、多くのご来賓、旧教職員の皆さま方にご臨席いただき、たくさんのお祝いのお言葉を頂戴し、式典を無事に終えることができました。特に、学生代表による誓いの言葉や司会を務めてくれた学生は素晴らしい姿を見せてくれました。式典に引き続き行われたパネルディスカッションでは、宮崎日日新聞社社長の見山輝朗様、宮崎太陽銀行頭取の黒木浩様、うちやま認定こども園園長の橋口隆子様にご登壇いただき、本学の木村匡登教授の司会のもと、「これからの時代 若者に期待すること」をテーマに多くのご助言をいただきました。学生代表の2名からは、学びの紹介や将来への不安や希望、自分らしく社会に貢献したいという思いが語られ、共に創っていただいた素晴らしいパネルディスカッションとなりました。

そして、午後に行われた祝賀会では、1日限定で結成された合唱団の指揮を有川サチ子先生がされ、「日向木挽き歌」、「MY Way」の感動的な歌声が披露されました。当時、10年連続で全日本合唱コンクール全国大会に出場し有川先生のご指導を受けてきたメンバーたちは、20数年の月日を経たこの瞬間にも、当時の合唱のような素敵な歌声を届けてくださいました。個人的には、合唱団の顧問を務めていましたので、大会には毎回引率し、全国大会金賞を獲得した瞬間など、感動的な場面を共有させていただきました。有川先生への感謝、全国各地から駆けつけてくれた 53名の参加メンバーへの感謝等々がこみあげてきて、涙なしにこの歌を聴くことはできませんでした。締めくくりに、合唱団から感謝の言葉が語られる中で、「合唱を通して歌う仲間たちと心がひとつになり、一瞬のうちに大学生の頃に戻ることができて本当に幸せでした。私の青春はここにあります。」とのあいさつをいただきました。

60周年記念行事を通して、改めて学生たちに「わが青春はここにあり!」という瞬間を沢山作ってあげたいと思いました。学生たちが、「私の幸せな体験がここにある」という体験で満たされることを心から願っています。