【現代ビジネス科】「地域創生学演習Ⅰ」企業とのコラボ商品の開発
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「地域創生学演習Ⅰ」では、地域が抱える課題を発見し、人間中心の発想に基づいたまちづくりを提案するPBL(Project-Based Learning)を実施しています。
今回の演習の「地域ブランドチーム」が地域ブランディングをテーマに設定し、「宮崎の名産品を開発しよう」というコンセプトのもと、宮崎市の老舗和菓子店『お菓子の日髙』様とのコラボレーションによる商品企画に取り組みました。
企画にあたっては、まず市場機会を把握するために、SWOT分析およびSTP分析を行いました。
SWOT分析では、4つの観点から企業の現状と今後の可能性を分析しました。
STP分析では、市場のセグメンテーション(Segmentation)を「都道府県」単位で行い、ターゲット(Targeting)を「宮崎県」に設定。さらに、ポジショニング(Positioning)では、県内における「大福」や「饅頭」市場における「お菓子の日髙」様の立ち位置を明確にしました。
これらの分析を踏まえ、学生たちは地域の魅力を最大限に活かした新商品のアイデアを複数考案しました。地元の特産品や文化的背景を取り入れながら、地域の個性が光る商品づくりを目指しました。
その後、提案されたアイデアから、「お菓子の日髙」様が実際に試作品を製造してくださいました。約3週間後の11月20日には試食会を実施し、学生たちは完成したお菓子を実際に味わいながら、味や見た目、コンセプトとの整合性などを多角的に評価しました。
試食会での意見交換を経て、最終的に店頭で販売する製品が決定されました。選ばれたのは、かぼちゃ餡を使用した大福で、学生のアイデアにより「かぼナッツ」という親しみやすいネーミングがつけられました。
さらに、製品の発売日12月11日には、「地域ブランドチーム」の学生が「お菓子の日髙」宮崎駅店および清武店の2店舗にて店頭販売を行いました。
この取り組みでは、実際の販売現場に立ち、接客や商品説明、販促活動などを体験します。これにより、実践的なマーケティングスキルやコミュニケーション能力を養うとともに、開発した商品の魅力を直接消費者に伝える機会となります。また、店頭での販売活動を通じて、「かぼナッツ」の認知度向上と販売促進を図ることも大きな目的のひとつです。
学生たちの熱意と地域への想いが詰まったこのプロジェクトは、地域と学生、企業をつなぐ新たな架け橋となりました。
「かぼナッツ」は、12月22日までの期間限定商品としてご好評をいただいておりましたが、今後は“かぼちゃの旬”にあわせ、季節限定商品としての販売となりました。
現代ビジネス科では、今後も地域や企業との連携を大切にしながら、実社会で求められる実践的な力を育む教育活動を積極的に推進してまいります。
今回のプロジェクトにおいて、「お菓子の日髙」様には、学生の学びを深める貴重な機会を提供していただき、心より御礼申し上げます。
温かいご支援とご指導のもと、学生たちは教室では得られない多くの学びと経験を得ることができました。
今後も、地域とともに歩む学びの場を広げていけるよう、取り組みを続けてまいります。
(現代ビジネス科 長尾清美)









