本学は、令和元年９月に地域人材育成に関する包括的連携協定を結んだ宮崎県中小企業家同友会との連携を中心に、産学官連携協力した地域人材育成に取組んでいます。本学、現代ビジネス科では、宮崎県中小企業家同友会と緊密な協力と信頼関係の下に相互に協力し、互いの持つ資質や機能、ノウハウなどを有効に活用して、郷土宮崎の将来を担う人材の育成や地域経済の活性化をはかり、地域社会の発展に寄与することを目的に取り組んでいます。本科ビジネスコースでは、地域社会・地元企業・地域産業界と連携した「宮崎の将来を担う若者を担う若者育成プログラム」を策定し、①宮崎で働く魅力を知り、宮崎の産業を担う人材として求められる資質を学ぶ、②郷土宮崎の良さを再発見し、安心安全な地域づくりを提案する、③宮崎の新たな可能性を探り、宮崎ならではの産業を創造できる資質を磨く、④学生の視点で地元企業の魅力を発掘し、情報を若者に発信する、という４つを目標に据えて学修しています。

　本年度は、毎年20社程度の企業が参加する学内企業説明会の開催や、インターンシップの受入、本学授業での講師をするなど、様々な連携を通して、学生たちが宮崎県内の企業の魅力を見つけ、就職へと繋がっています。本年度の県内就職率は86％（38人中33人）とほとんどの学生が県内に就職し、地元宮崎を支える人材として頑張っています。