新型コロナの影響により、６月に予定していた教育実習を９月に延期し、８月から９月に予定していた保育実習Ⅰｂを6月に学内で実施することになりました。
今回、１週目は、児童養護施設や障害者施設等より講師を招聘し、現状と課題や施設保育士の業務内容等について講義形式で学びました。
２週目は、実習を予定していた施設等について、インターネットや図書館の書物等をもとに調べ、課題をＫＪ法で整理した後にグループ課題を設定し、役割分担を行い、模造紙にまとめて発表するというグループワークにチャレンジしました。
本来ならば、利用者と直接的に関わる施設保育士の業務を体験することで施設保育士の役割や素晴らしさを学びますが、学生からは「実際に施設実習に行けなかったのは悔しいが、学内実習だからこそ様々な施設の特徴がまんべんなく学べ、自分たちで考えて深めていくことの大切さを実感することができた。」などの感想を聞くことができました。
新型コロナの感染に歯止めがかかり、学生が、夏休み中に少しでも施設等で体験実習ができることを祈るばかりです。