チーム医療で活躍する医療事務養成において、医療機関実習は重要な位置付けにあります。しかし、9月実施の医療機関実習Ⅱでは、新型コロナウィルス感染症拡大のために、新型コロナウィルス感染症拡大防止の為、医療機関での実習が困難となり、一部学生を対象に、学内実習へ変更となりました。
その中で、模擬病院の開催は、参加学生が中心となり「医療機関実習Ⅰ」での体験を基に、カルテや受診カードなどの書類作成、病院の待合室や受付のレイアウト、そして、患者のシチュエーションを考えました。最終日には、学内の教職員に模擬患者となって受診をしてもらい、「病院ごっこ」の楽しさの中、学生は様々な学びが出来たようでした。
その様子を動画にまとめておりますのでご覧下さい。
<学生の記録より>
今日は、模擬病院の実践を行いました。自分の役割は会計でした。そこで感じたことは、待っている患者が増えるごとに、自分の気持ちが焦ってしまうということです。業務でいっぱいになってしまい、他部署への情報伝達も上手くできませんでした。しかし、時間が過ぎ慣れてくると、やるべき仕事が見えてきて、動けるようになりました。先生方からも誉めていただき、とても嬉しかったし、何より楽しかったです。
学内実習におきましては、医療機関実務者の講師、実践指導者の方々のご協力を頂きましたことに、心より感謝を申し上げます。また、新型コロナウィルス感染拡大の非常事態の中、対策を万全に整え学生を受け入れて頂いた医療機関の関係者の方々にも厚くお礼を申し上げます。