10月12日(月)、宮崎学園創立記念式典を実施し、本学創立の歴史と理念及び建学の精神を再認識しました。
式典では、宗和学長の講話、学友会会長( 現代ビジネス科2年 濵﨑祥也君 )の挨拶をはじめ、本学の非常勤講師である井形明子先生にお越しいただいて記念講演を行いました。
学長講話 「バトンのこころ」
(骨子)
礼節とは、自分と同じく他人を大切にすることであり、すなわち人間尊重そのものである。また、世の中は人々の勤労で成り立っているのであって、社会のおかげで自分があるということを忘れてはいけない。
礼節や勤労を意識し考えていくことで、人の在り方・生き方に様々な示唆を与えてくれていることを忘れてはいけない。
自分の考え・想いを自身の姿・かたちにこめることは大切である。言葉と共に姿・かたちの素晴らしい人となってほしい。
「礼節」「勤労」という建学の精神は、今後もしっかりつないでいく必要がある。
学友会会長の挨拶
(骨子)
今年は、新型コロナウイルスへの対応で、大学・学生ともに大きな変化を体験している。こうした状況になったことで、改めて普段の授業や行事などのありがたみに気付く事ができたと感じている。
私は、数多くの先生方、学友たちとの出会いなど、有意義な学園生活の経験が貴重な成長の糧となった。私事だが、先日就職の内定を頂くことができた。先生方のご指導、支えてくださる教職員の皆様のご尽力のおかげと感謝するとともに、私自身が、その基礎となっている大学の歴史の一部であることを改めて認識し、大変誇りに思っている。
記念講演 「~人生を楽しむこと、幸せを感じること~ 365日ときめく社会人を目指して」
(骨子)
人は、「意識する」→「考える」→「行動する」という3ステップを繰り返して生活している。意識するためには、まずときめく心が大切であり、相手も自分も幸せになることを思い描くと良い。
人を形づくるものとして、「内」「外」「心」のトライアングルが挙げられる。「内」とは内面のことで、体の健康やコンディションである。「外」とは外面のことで、わくわくすると外面も変わっていく。「心」とは人を形作るベースとなるもので、しあわせになろうとする心そのものである。人が最高のパフォーマンスを発揮するには、これら3つの要素がバランス良くなくてはならない。今後、働く者としてはこの「内」「外」「心」のバランスのとれた要素を持つ人材が必要となっていく。
夢の実現・自己実現・生きたい自分のスタイルの実現には、自分自身がハッピーで、周りもハッピーにすることが不可欠である。このことが、社会貢献であり、他を幸せにしながら自分の幸せを実感し続けることとなる。
見たい未来のための「今」に集中し、自分の可能性のふたを開けるのは自分自身であることを意識していたい。
だれかにハッピーを届け、皆でハッピーチームになろう。