保育科では、「発達障がい児サポーター」「医療的ケア児支援士」の取得のために、必修科目「障がいと社会」を導入しています。この授業は、SDGsが目指す「誰一人取り残さない」「持続可能で多様性と包摂性のある社会」に向けて、障がいや他の社会的少数派の視点から議論し、学生たちの価値観の広がりを促進することを目指しています。
夏季集中講義では、障がい者を雇用する企業側の視点を取り入れるため、GMOドリームウェーブ株式会社からシニアマネージャーの鬼束様とリーダーの西様をお招きして講演を行いました。講演では、障がい者雇用を積極的に推進し、個々の能力を最大限に発揮できる環境支援を実現するために必要な手法や考え方について、実例を交えながら教えてくださいました。
この取り組みを通じて、学生たちは社会の多様性を尊重し、誰もが含まれる社会を築くために何が必要かを学びました。将来、卒業生たちの行動が地域社会に良い影響を与え、持続可能な社会の実現に寄与することを願っています。