近年、子どもの運動不足が大きな問題となっており、新型コロナの影響によってその心配はさらに大きくなってきています。子どもの運動が大切な理由は、「神経機能(リズム感・センス)」などが、6歳頃までに約80%、12歳までに100%発達すると言われているため(スキャモンの発育曲線 1928年)とされています。小学校高学年までに、タイミングよく体を動かすために必要な「運動を調整する能力」が一気に上昇するとされ、この運動を調整する能力は、大人になっても継続するとされています。
宮崎学園短期大学保育科では、2023年11月4日(土)・5日(日)の2日間にわたり、日本幼児体育学会主催「幼児体育指導員養成講習会in宮崎」が開催されます。九州地区での開催は、沖縄に続き2か所目となります。
この講習会では、幼児体育の理論と実践について、1日目の理論講義では、「どうして、なぜ」をわかりやすく解説し、2日目の実技講習で「どのように」実際に指導を展開したらよいのかを、実際に体を動かしながら楽しく学べるようにカリキュラムが組まれています。
保育現場の先生方をはじめ、一般の方の参加も可能ですので、ご興味のある方はぜひ日本幼児体育学会HP(http://www.j-pec.jp/index.html)、または添付のチラシより参加申し込みいただければ幸いです。
- 開催日時:2023年11月4日(土)~11月5日(日) 両日ともに9:00-17:00
- 会場 :宮崎学園短期大学