宮崎市地元とつながる人材育成支援事業の4年連続の採択を受け、『「住み続けられるまちづくり」を担う宮崎の若者育成プロジェクトⅡ』に取組みました。
昨年度から、地域社会、地元企業、地域産業界と連携した「宮崎の将来を担う若者育成プログラムⅣ」と題し、SDGs開発目標11「住み続けられるまちづくり」を担うことのできる宮崎の若者づくりの視点を加え、①地域の課題をビジネスで解決する人材の育成②地域の課題を地域の方々と解決できる若者の育成を目的として取り組んできました。
本年度は、さらに郷土宮崎の良さをSDGsの視点で再発見し、宮崎ならではの地域づくりを探求することで、持続可能な郷土宮崎の発展に貢献しようとする気概を醸成することも目的とし、授業科目、実践ビジネス演習で実施しました。
(報告書の一部抜粋)
現代ビジネス科1年 池田さん
私は、地元で働きたいと考えています。今回の老舗応援チームでの活動で、より地元の温かさを知り、もっと若者ならではの視点で地域を盛り上げられる活動に取り組んでみたいと感じることができたのが、理由の一つでもあります。コロナ禍の影響で人との関わりが減ってしまった印象がありますが、この状況を逆手にとってリモートワークが当たり前になった今、どこでも誰でも社会貢献ができると思います。そのような技術を活用して地元に残って、その場所だけに留まらず、自分の住む場所も、足を簡単に運べない県内のあちこちでも、地域貢献ができる活動をしていきたいと感じました。
現代ビジネス科2年 守山さん
宮崎で活躍する老舗について掘り下げていったことで、『長く愛される企業とは』、『その一員であることとは』について深く考えるきっかけとなりました。他にも、グループ活動を通して人とのかかわりの大切さや同じ目的に向かって物事を進めていくことの難しさを昨年以上に感じました。これらをすべて糧として、常に進歩していきたいと思います。